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プレマ株式会社 代表取締役 中川信男(なかがわ のぶお)










プレマ株式会社 代表取締役
中川信男(なかがわ のぶお)

はじめまして。プレマ株式会社の中川信男と申します。いきなりではありますが、はじめましてのご挨拶として少しだけお話をさせて頂いてもよろしいでしょうか。

実は私、生まれも育ちも生粋の京都人です。京都人と言えば、悪く言えば意地悪であり、思っていることを口にはせず、閉鎖的と言われます。

そして、ポジティブに表現すれば温故知新というか、血筋に眠る芯骨の強さと、あらゆる変化を受け入れ、それをチャンスとする気概を持っていると評されます。
やはり、私もその両方を備えていると思って頂いて間違いないでしょう。

青年時代の私は、世の中の矛盾を全部自分で背負っているかのような偏狭な男でした。自分が豊かでないことは誰かのせいであると本当に思っていました。ですから、反戦運動もやりましたし、今も戦争は大嫌いです。人の上に人はなく、そして自由は勝ち取るものだと信じていました。

それは、固定電話も家になく、家が朽ちても大工さんも呼べず、いろんなおかずを口にすることも出来ずにいた家庭に育った影響だったのでしょう。おかげで、人には直接会って話し、大工仕事はたいていのことが出来て、今夜のおかずの献立を考えることに苦労しないという性分を生み出しました。

そんな自立心だけが極端につよい30を前にした私はインドにいました。インドはすさまじいところでした。

“聖なるものと俗なるものが混在しているカオス”

私は、多様な価値観とは何かということを幸運にも、体で知ることになります。


不思議なもので、神も仏も麻薬でしかないと思っていた私にも、子どもができることになりました。その子はインドに生まれ、もうすぐ16歳になろうとしています。

長女・愛は酷いアトピーでした。健康にも、環境にも、そして祈るような気持ちになることも全くといって関心がなかった私にも大きな転機がやってきます。

そのアトピーはなぜ起きて、どうすればよくなるかについて、ある助産師とはり灸師の女性お二人に来る日も来る日も教えて頂きました。そして、我が子には何が出来るかについて日増し知識を蓄えます。

日本に帰国しますと、いくつかの職を変わりながら、子どものためにと探していたプロポリスを通じてのご縁で私は人の健康についての職業に携わることになりました。子どものことで得た経験、そして小中高とガンの祖母、叔母の看病で体験したことを生かすときがやってきました。
私には知識がありませんでしたが、本気の心がありました。

「何をお伝えすれば、目の前の人はもっと楽になるだろうか。」
「何を改善すれば、起きている問題は解決するだろうか。」


それは、死んでしまった家族に対する償いでもあり、そして我が子から与えてもらったチャンスに応えるためでもあったのでしょう。何より、それは私自身の魂を震いあがらせるほど、私の生まれてきたことの意味を見いだしていく道でした。

もう15年以上も経ったので言えることですが、そのころの私は常に「サムシンググレイト」に祈っていました。
「苦しむ人のために私をお使い下さい!」

いまも自分に力があると勘違いしそうになったときには、必ずその言葉を繰り返すようにしています。
不思議な助力は決して直接的にはやってきません。それは必ず人を介してやってきます。新しい出会い、新しい解釈、新しい方向性を人が運んでくるからです。私はそのような人でありたいと常に願っています。

結局、その会社では会社の方針と私のやり方があわないことがはっきりしたために、そこを退社して、自分のやり方をとことん追求出来る場所をつくりました。「作らせて頂いた」、といったほうがいいのかもしれません。

代表取締役 中川信男、常務取締役 佐々田葉月

その会社に私は「プレマ」という名前をつけました。プレマとはサンスクリット語で「偉大なる至高の愛」という意味があります。
インターネットというツールは私には本当に好都合でした。当時はまだネットショップといわれるものは乱立しておらず、「健康と環境、そして心のあり方」について思考するお店はインターネット上にはほとんど存在していなかったのです。なにより、京都太秦の小さな自宅兼店舗にいて、距離を感じさせないコミュニケーションが可能なのです。

私は水を得た魚でした。金なし、コネなし、能力なし。それでも何かが出来そうな予感がしてきました。京都人はかくのごとくに不況をチャンスとみました。そう、皆さんとつながることの出来るツールを手にすることが出来たのです。

私はあなたに何をお届けすれば、私の祈りは叶うのでしょうか。
どのようにあなたにお届けすればそうなるのでしょうか。
それをずっと考えてきた途中経過が今のプレマ株式会社です。

私ができることはとてもちっぽけです。なのに、お客さまのおかげで、会社は確実に成長しています。

私は何かに運ばれてここまでやってきました。もしもう一つ願いが叶うのなら、私の意識はあなたのそばにいて、あなたの大切にしている人を、あなたが幸せにできるように寄り添っていてあげたいと、こう思います。私自身には力はありませんが、私には大いなる味方が常に一緒にいます。

あなたさまが私の思いを聞いて下さったことに、そしてこのような出会いがあったことに、心から感謝申し上げます。

ありがとう。ずっと元気でいて下さい。私はあなたさまの力になりたいと思います。

プレマ株式会社 代表取締役 中川信男




ノーベル平和賞受賞 アル・ゴア氏と
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